大森 町並み地区
代官所跡(石見銀山資料館)
江戸幕府が現地に置いた支配拠点施設の跡。この建物は1902年(明治35)建築の邇摩郡(にまぐん)役所ですが、現在石見銀山資料館として利用されている。 |
熊谷家(重要文化財)
大森地区最大の商家建築。総漆喰の建物で1800年(寛政12)の大火後の1801年(享和元年)に再建されたものです。金融、酒造業などを営みながら町役人、代官所の御用商人を務めた。 |
奥の間
役人を迎えた書院造りの客間。 |
地下蔵
居間の地下に設けられた地下蔵。 |
土 間 と 台 所
太い梁と高い天井などの造作が歴史を感じさせる。右に竈が見える。 |
しぼりの装置
熟成したもろみを酒袋に入れ、ふねの中に並び重ねて、上からジャッキで圧力をかけて絞っていきます。するとふねの下の銚子からしぼりだての新酒が出てきます。 |
北道具蔵
5つの蔵のうちの一つ。 |
岡 家
代官所の土着する役人である地役人の遺宅。ここは銀山付役人の住宅。 |
青山家
江戸時代に石見銀山の領内の村々と代官所の間を公的に取り持つ「郷宿」田儀屋遺宅。 |
旧河島家(市指定文化財)
寛政の大火後、1800年代初頭に建築された代官所地役人遺宅。地役人の総括役である組頭まで昇進した武士で、1800年初頭に建てられた屋敷は、配置や間取りなど武家住宅の特徴をよく残している。上層の武家の場合、通りに面して門、塀があって主屋との間に庭を設けている。 |
柳原家
代官所の銀山付同心遺宅。 |
阿部家
代官所地役人の遺宅。大森では最大級の武家住宅。 |
三宅家
代官所地役人の遺宅。武家住宅。 |
金森家
郷宿泉屋(旧河北家)の遺宅。商家としては熊谷家に次ぐ規模の建物。 |
勝源寺
歴代奉行や代官の菩提樹として大森の百か寺の中で筆頭格の寺。本堂や四脚門が市指定の文化財になっている。 |
西性寺
本堂横の経蔵には、「左官の神様」とも呼ばれた松浦栄吉(同市仁摩町出身)による鏝絵が見られる。 |
観世音寺
岩山の上に建てられた大森代官所の真言宗の祈願寺。
境内からは大森の町並みが一望できる。 |
栄泉寺
1596年(慶長元年)創建の曹洞宗の寺院で、石見銀山における禅の修業道場でした。薩摩芋を広めた第19代代官・井戸平左衛門とゆかりがあり、「お芋発祥の寺」ともいわれている。 |
羅漢寺
銀山で働いて亡くなった人々や祖先の霊を供養するために、5年もかけて1766年完成。石窟の中に500体の羅漢が安置されている。 |
旧裁判所(町並み交流センター)
1888年に建てられた旧裁判所。現在は石見銀山の町と暮らしを紹介している。 |
銀山ヴィレッジ理容館アラタ
「理容遺産」全国第一号として認定された店。アールヌーボー調の理容椅子や手動式バリカンなどの理容道具が展示されている。 |
石見銀山大森郵便局
町並みに合わせた町家風の建物。赤いポストが懐かしい。 |