鳴海家住宅(市指定有形文化財)
鳴海家は、文化3年(1806)創業の造り酒屋で、屋号を「稲村屋」、愛称は「菊乃井」として知られている。住宅は建築されてから200年以上経過しており、高橋家とともに古い店構えを守り、伝統的な町並みに溶け込んでいる。 |
土間(店舗)
入口から入ると、土間になり、酒が売られている。 |
土間の梁
上部は吹き抜けで、太い梁や桁が井桁に組まれている。 |
座 敷
土間から座敷に続き、その奥に庭園が広がっている。 |
鳴海氏庭園(登録文化財)
幕末から明治大正と津軽地方を風靡した大石武学流の作庭様式を持つ庭園。母屋の客間と座敷に北面する庭園で、靴脱石からV字形に配置された飛び石は、礼拝石と離れ蹲踞(つくばい)へ向かって打たれており、池の周辺には、庭園の主景となるクロマツも植えられている。 |
酒蔵外観
内部の見学可能だが、スケジュールの都合上外観のみ撮影。 |
津軽黒石こみせ駅
中町こみせ通りにある物産販売所で、観光情報や黒石ならではのお土産品が揃っています。広場の一角にある土蔵「音蔵こみせん」は、宴会やコンサートなどさまざまなイベント会場として活用されている。 |
小見泉(湧水)
こみせ駅奥の広場には南八甲田山系からの伏流水が湧き出る井戸「小見泉」があり、ミネラルたっぷりの水は、お茶や炊飯のために近隣から毎日汲みに来るほどの人気です。 |
中村亀吉酒造「玉垂」
大正2年(1913)創業で、NHK大河ドラマ「いのち」の舞台となった酒造り店です。店舗前につるされた酒林(さかばやし)は日本一と自負する大きさを誇っている。 |
高橋家住宅(重要文化財)
高橋家は、江戸時代中期に建築され、築270年以上経過している商家の住宅です。 代々「理右衛門」を名乗り、黒石藩御用達の商家でした。主に米を扱ったことから屋号は「米屋」といい、米だけでなく味噌や塩、油、薬などの販売・製造もしていたと云われている。
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「かぐじ広場」に通じる横道
高橋家住宅の脇のこみせ風アーケードがかかる通路。その奥を行くと「かじく広場」に繋がっている。 |
寺山餅店
寺山餅店は今から約190年前、江戸時代から続く老舗のお店です。人気商品の「抹茶くりぃむ大福」や「黒石やきそば大福」のほか、昔から津軽地方でおやつとして食べられていた「四半餅(しはもち)」を作り続け、江戸時代から伝わる「餅文化」を、今も絶やさずに守っている。 |
こみせ美術館(西谷家)
西谷家住宅は、大正2年に弘前にある造り酒屋の建物を譲り受け、現在の地に移転して建てられた。昭和40年代頃までは呉服屋を営んでいた。現在は古いこけしやねぷた絵、民具などの他、代々使われてきた年代物の食器や調度品などを美術館として展示している。 |
第三消防部屯所(県重宝)
大正13年の建設で古く、木造2階建ての上部に火の見やぐらを設け、正面の装飾や望楼の屋根に近代建築の意匠を取り込んでおり、大正期のレトロな雰囲気を感じさせる建物です。 |
松の湯交流館
建物は藩政期、松の木は樹齢約350年。屋根を突き抜けた松の姿が印象的な元銭湯です。銭湯としての営業は約20年前に終わったが、地域の人々の交流の場という役割を継承し、平成27年に観光・コミュニティ・地域防災の拠点「松の湯交流館」として生まれ変わっている。 |
山田肥料店
戦前の昭和14年から、荒物屋、肥料屋を営んでいる山田肥料店。建物はさらに明治までさかのぼり、築112年の歴史があります。津軽では珍しい重厚な観音開き戸を有する造形美にすぐれた土蔵は、今でも変わらず利用されている。
黒石市HP,パンフレットより |
ひと足のばして
田舎館村の田んぼアート 道の駅「いなかだて弥生の里」の会場では、本年度2017年のテーマである、「第2田んぼアート」と「石のアート」が見学できる。
桃太郎
第2田んぼアートでは、桃から生まれた桃太郎が道中で動物たちを家来にし、鬼退治に向かう桃太郎の一場面を異なる色の稲で描き出している。
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石原裕次郎
「石のアート 惜しまれる人」、石原裕次郎さんが、白やグレー、赤などに塗った石を使って鮮やかに描かれている。 |
ダイアナ妃
「石のアート 惜しまれる人」、英国の故ダイアナ元妃が、白やグレー、赤などに塗った石を使って鮮やかに描かれている。 |