
今回の能登旅行は観光スポットが広範囲に点在しているので、定期観光バス「 わじま号」を利用、金沢を出発し能登半島西側の海岸線を北上するコースを選択。当日は早朝からの強い雨で、悪天候にもかかわらず行楽シーズンとあってバスは空席もなく、予定通り金沢駅を出発し、輪島朝市から総持寺〜巌門〜千里浜ドライブウェイを回った。
平安時代に起源がある「輪島朝市」は、あいにくの激しい雨で観光客も少なかったが、毎朝8時頃、瞬く間に天幕が張られいつもなら200以上もの露店が大勢の観光客で賑わっていると云う。
次のコースの総持寺祖院は北陸きっての古刹で、荘厳な山門や法堂に触れることができた。次の巌門(写真左)は能登を代表する景勝地で、周辺には散策路が整備されており、階段を下りて間近で眺める景観は大迫力です。
帰路は、日本海の荒波によってつくられた断崖や奇岩が続く海岸線を南下する。バス旅行の楽しみの一つ、それは車窓に広がる風景。幕府直轄の天領地として栄えた黒島地区の「角海家」、女神伝説が伝わる「夫婦岩」、細い竹でできた「間垣」がある民家などの風景が車窓から楽しめた。
又出発時にはあいにくの天候で諦めていたが、天候が回復し「千里浜なぎさドライブウェイ」の波打ち際の砂浜を車で走る驚きの体感もできた。
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