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金閣寺・竜安寺・仁和寺

 京都は、四季の移るにつれて、それぞれの季節に応じた名所がある。今回は色鮮やかな紅葉シーズンを迎え、京都の諸寺には名園が多いので、色鮮やかな紅葉と美しい庭園を巡ることにした。

 ここで紹介するのは、洛西の金閣寺と竜安寺、仁和寺の三寺。秋の紅葉の景色は格別ですが、冬は雪の金閣寺、竜安寺は鏡容池に浮かぶスイレン、仁和寺の御室桜と、四季折々の美しも見逃せない。

 京都の�躬�には名園が多いが、金閣寺の庭は類のない広さで、見る角度によって様々に姿を変える美しさがあり、竜安寺の庭は白砂に配置された石の配置や構成が実に美しく、石庭として最も有名なものではないか、仁和寺の庭は白砂の庭と池泉式の庭が回廊で結ばれ趣のある庭である。

 金閣寺から竜安寺、仁和寺へと向かう道は、「きぬかけの道」と呼ばれ、歩いて行ける距離なので道沿いにある名刹を訪ねるのもよい。

 

 

 金閣寺(鹿苑寺)

 応永4年(1397)年に足利義満が建てた別荘・北山殿は義満の死後、鹿苑寺と改められた。お釈迦様の骨を祀った3層の舎利殿(金閣)が有名。現在の建物は昭和25年焼失後、昭和30年に復元再建されたもの。

 

総 門

 屋根の瓦に刻まれた「五七桐」の寺紋は天皇家から賜った紋。

鐘 楼

 鐘楼自体は鎌倉時代に作られたものだが、昭和30年(1955)に再建されたもの。

陽光に輝く、金閣寺・鏡湖池(特別史跡・名勝)

 大小さまざまな島や守護大名の献納した畠山石・赤松石・細川石が置かれ、鏡湖池と調和した美しさを見せている。

舎利殿金閣・鏡湖池(特別史跡・名勝)

 大小さまざまな島や守護大名の献納した畠山石・赤松石・細川石が置かれ、鏡湖池と調和した美しさを見せている。

陸舟の松 

 足利義満がお手植えした盆栽を帆掛け船に仕立てた松で樹齢約600年という老松。 

銀河泉 

 足利義満がお茶の水として使ったといわれている。

巌下水 

 足利義満が手洗いの水として使っていたと伝えられている。

龍門滝 

 鯉が滝を上ると龍になるといわれる中国の故事に因んだ「鯉魚石」が置かれている。

白蛇の塚

 安眠沢にある島に建てられた石塔。西園寺家の守り神と云われている。

夕佳亭 

 江戸時代の茶人・金森宗和が、造営した数寄屋造りの茶室。現在の夕佳亭は明治時代中期に再建されたもの。 

 竜安寺

 室町期、細川勝元が徳大寺家の別荘を借り受け建立した禅寺で、境内の大池にその面影を留めている。

 

山 門

 宝暦5年(1755)の洪水で破損したが、江戸時代中期に再建された切妻造りの山門。

竜安寺垣 

 参道にある割り竹を菱型に組み合わせた高さが低い竹垣が特徴。 

庫 裏 

 本来は禅寺の台所だが、玄関としも使われている。寛政9年(1797)に火災で焼失したが、焼失直後に再建された。 

侘助椿 

 樹齢400年以上の椿で、桃山時代に侘助という人物が外国から持ち帰ってきたと云われている。 

石庭(方丈庭園)(特別名勝) 

 油土塀に囲まれた東西25m、南北10mの枯山水式庭園。庭一面の白砂に大小15の石を配したもので、「虎の子渡しの庭」と呼ばれる。足利義政に仕えた相阿弥によって作庭されたとも云われている。 

石庭(方丈庭園)(特別名勝) 

 別角度より。東から五・二・三・二・三という組み合わせで大小十五の石が配置されている白砂を敷き詰めた、その石の構成が実に美しい。 

方丈広間の襖絵 

 方丈は慶長11年(1606)に織田信含が建立した妙心寺の塔頭・西源院の方丈を移して再建された。方丈の襖を飾っている襖絵に「臥龍梅」が描かれている。 

鏡容池 

 境内の南側に広がる広大な池で、回遊式庭園になっている。 


 仁和寺

 宇多天皇が9世紀末に勅願寺として創建。明治維新まで代々法親王が門跡を継ぎ、御室御所と呼ばれた。

 

二王門(重要文化財) 

 高さ18.7mの大きな門で、南禅寺三門、知恩院三門とともに京都三大門と云われている。門の正面左右には金剛力士像(仁王、二王)2体が安置されている 

宸殿南庭

 正面に勅使門を眺めることができる、白書院からの白川砂が一面に敷き詰められた枯山水の南庭。 

北 庭

 宸殿から眺める池を配した池泉式回遊の日本庭園、どちらも最高の景観です。 

五重塔(重要文化財)

 寛永21年(1644)に建立、塔の各層がほぼ同じ大きさになっており、いろんな角度から眺めても美しい。 

御室桜(国名勝)

 境内の御室桜は別名、お多福桜といわれ、樹高が低く、しかも遅咲きの桜であるため、二度目の花見を楽しみに訪れることも多いと云う。