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茅ヶ崎城址(市史跡)

 

 茅ヶ崎城趾(横浜市都筑区)は、鶴見川の支流・早渕川南岸の舌状台地上に位置し、その台地の先端部分を独立させ、内部は中郭・東郭・西郭・北郭・東北郭・腰郭の六つの郭より構成されている。

 築城時期は、先ず15世紀後半までに西郭・中郭・東郭・北郭が造られ、16世紀中頃には腰郭・東北郭が築城されたと考えられ、築城には、それぞれの時期に、相模・南武蔵を支配した上杉氏や後北条氏が関与したと推定されている。

 規模は未調査の部分も含めて東西約330m、南北約200m、総面積5.5haと推定されている。
平成20年(2008)6月に歴史公園としてオープンし、同21年に市史跡に指定された。

 

 

出入口 

北郭の大手口に通じている。 

虎 口 

城の北側に、敵が侵入しにくいように、出来るだけ幅を狭くした出入り口「虎口」がある。

北 郭

この郭には空堀を堀り残した土橋があり、土塁上には木戸跡も見つかっている。

中 郭 

この南東部に、倉庫のような建物が何度も建て替えらてた跡が見つかっている。 

東 郭 

城の中で一番高いところにあるため、本丸だと考えられている。

西 郭

最も低い位置にあり、堀切のようなもので二段に分かれた高低差のある構造になっている。

根小屋(ねごや) 

この山裾の下には、根小屋と呼ばれる居館が配置されていた。

土 塁 

各郭には土塁で囲まれているが、中郭南側には二重土塁という構造になっている。

中郭土橋 

主郭と見られる中郭と東郭の間は土橋で繋がれていた。

土 橋 

左側の北郭の土塁(見えにくいが「土橋」の標識がある)と右側の宅地になった東北郭の間には、土橋が架けられていた。

空 堀

すべて逆台形状の箱堀で、中郭と西郭とを隔てるものが一番深くて長い堀です。

竹 林 

急斜面の眼下に竹林が広がっている。

土 器 

すべてロクロ造りで殆ど坏形のかわらけが出土している。