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遺 跡 め ぐ り(その3)

 

 平沢同明遺跡 (秦野市平沢)

平沢同明遺跡は、秦野盆地内の市内南小学校の西方の低台地に立地しており、縄文時代終期の土器と共に弥生時代前期の土器が出土しています。

大型の壺形土器は、西日本の弥生時代前期の遠賀川式系の土器として貴重な資料です。

 小学校の校庭には100年を超えるソメイヨシノが植えられています。春には桜を見ながら給食を味わう「花見給食」が行われていました。神奈川県の名木100選に指定。

 遺跡発掘調査時

 昭和41年度から過去10回を超える調査が行われました。これにより南関東における弥生時代の開始時期が見直されることとなりました。

 縄文時代晩期の土器

 遠賀川系土器


 

 砂田台遺跡(秦野市南矢名)

 大根川右岸の台地上に立地しており、弥生時代中期後半の竪穴式住居169軒、掘立柱建物2棟、方形周溝墓7基、環濠2条が発見されています。又関東地方の中ではかなり多くの磨製石器類が出土しています。
 東海大学前駅の南方400m、標高50mの台地の上にある県立秦野精華園周辺が遺跡の一角です。

 遺跡の全景

 大陸系磨製石斧類

 中国大陸・朝鮮半島に起源をもつ石器、大型蛤刃石斧(伐採用)、(抉入)柱状片刃石斧、扁平片刃石斧、小型のノミ状片刃石斧(木工用)、石包丁(穂積用)などがあります。

 出土土器 

煮炊き用の甕、貯蔵用の壺の二種が土器の主体を占めます。


  <ひと足のばして>

 桜土手古墳 

 この公園には6基の古墳が保存され、1基の古墳がつくられた時の形に復元されています。復元古墳は、発掘調査した古墳をモデルにして新たにつくったものです。保存古墳の6基は、秦野市の史跡に指定されています。

 桜土手古墳展示館と公園

 7世紀〜8世紀の古墳を公園として整備し、出土品を展示しています。この古墳群は県下でも貴重な史跡で、公園内に作られた展示館はかながわの博物館20選に選ばれています。

 (桜土手古墳展示館より)